審査に通りずらい母子家庭のキャッシング、一体どうしたら可能に?

身近にシングルマザーの人が増えています。「働きながら、家事をして、子育てして、…金銭的にも、時間的にも、余裕がなくてたいへんなんじゃないかしら?」などと考えるのは、こちらの勝手な思い込みに過ぎず、私の周囲の人たちは、親子とも、楽しそうに、生き生きと生活している人が多いです。ご実家のサポートはもちろんあるのでしょうが、そのほかにも、会社や社会的なサポートも、ひとむかし前に比べてはるかに向上しているように思われます。

子どものために、と離婚を思いとどまって悩んでいた頃より、みな元気なのです。離婚には、結婚のときの三倍の労力、体力が必要とも言います。そこまで苦労して離婚したのだから、しあわせにならなくては、という毅然とした心構えも、もしかしたら、あるのかもしれません。

ともあれ、離婚した友人親子が、楽しそうにしているのを見ると、本当によかった、と心から思えるのです。みな、一様に、「今がしあわせだから、再婚はまったく考えていない」と宣言しています。中には、「子どもが、『お父さんが欲しいから、結婚してくれないかな』って言うのよ〜」などという人もいます。まだ年も若く、キレイな方なので、お子さんさえいいなら、考えてみたら?と言ったのですが、「自分と血のつながりを持った元夫のことを子どもに忘れて欲しくないから、今は考えられないなあ」とのこと。さらに、「今のままで充分、しあわせだしね!」ときっぱり言っていました。

かつて、シングルマザーだと、不利になるとされたことが多くあったようです。子どもの中学受験を考えていたが、私立の中高一貫校では、シングルマザーであると不利になると聞かされて断念してしまった友人もいます。「高校受験は、成績重視で、そんなこともないようなので、今のうち、勉強頑張らせるわ!」と言って…。

キャッシングについても、シングルマザーは審査に通りづらい、という話があったようです。たとえば専業主婦の場合、自身は無職ですから、キャッシングは難しいです。しかし、仕事を持っているご主人を保証人にすれば、容易にお金を借りることができます。シングルマザーの場合、ご主人を保証人に立てることができません。しかし、たとえパートタイマーであっても、勤務実績があれば、キャッシングすることは可能なのです。年収の1/3までの金額までしかお金を借りることはできないので、金額面での不満はあるかもしれません。しかし、返済のことを考えたら、多額の借金をすることは、のちのちの生活を苦しくするだけで、よいこととは思えません。仕事を持ってさえいれば、緊急の場合、不足分のサポートになるくらいのお金を借りることは、けっして難しくないですから、どうぞ安心してください。

閉じる