初めての借金でついやってしまいがちなNG行為、防ぐための注意点

「インターネットのオークションで、以前からずっと欲しかったものが出展されていて、競り落とすことができた!」「今月は、友人の結婚式などが重なって出費がかさんでしまったところに家賃の支払い期日が迫っている…」「安いツアーに空きができて、急遽友人たちと海外旅行に行くことになった」…等々、急な予想外の出費をしなければならないことって、日常的にありますよね。今は手持ちのお金がないから、と諦めたら、のちのちまで後悔しそうだし…。

そんなとき、便利なのが、クレジットカードや銀行カードなどによるキャッシング。最近ではインターネットから申し込んで、その日のうちに、自分の銀行口座にお金が振り込まれる、スピードキャッシングも人気です。1週間以内なら利息もつかない、手数料も無料、とあって、「1週間以内なら、給料も振り込まれるから、今はとりあえず借金してしまおう!」とか、「わざわざ街中に出掛けて自分が口座を持つ銀行ATM機を探して、営業時間外で手数料を取られるよりお得!」と考えて、気軽にキャッシングする人も多いのだとか。

しかし、そうして、だれもが気軽に、簡単にお金を借りられるようになったからこそ、気をつけなければいけないことがあります。
「すぐに返せる」、「どうせ、1週間は無利息だし」、「手元に現金が多めにあった方が安心」などという理由で、つい借りすぎてしまうことがあるようです。手元にお金があれば、いつもより気前よく遣ってしまう、というのは人の常。「1週間で返せるはず…」が、返せないと、途端に高い利息がついてしまい、返済に苦しむ羽目に陥ることになりますのでご用心。
はじめてのキャッシング時、注意したい三つのポイントをまとめておきましょう。

1. 返済が複数回にわたるときは、そのうちのいくらが金利なのかということを自覚しておく。

毎月の返済金額にばかり、気を取られていて、実は返済しているのは利息ばかりで、ちっとも元金は減っていない!つまり、その元金に対し、あらたに利子が生まれてしまう…、というオソロシイこともあるようです。

2. 前回の借金が終わらないうちに、次の借金をしない。
3. 複数社から借り入れをしない。

借りたお金のうち、利息分はどれくらいなのか、混乱してしまうもとともなりますので、この2点はしないようにするのがベター。

なんにせよ、いちばん心がけなくてはいけないのは、「借りすぎないこと」です。自分の返済能力を理解した上で、借り入れを心がけましょう。

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